11月といえば、ロイクラトンですね。

＜チェンマイのロイクラトン祭りの山車です。扮装した女性が สวยจังเลย＞

タイのお祭りの名前です。

11月の中旬にあります。

タイに遊びに行っても、なかなかお祭りにぴったりの日日には行けないのが常ですが、数年前に＜文化財保存支援機構＞のスタディーツアーに参加して、タイに行った時、まさにドンピシャでロイクラトン期間でした。

それも一番の盛り上がりを見せる、有名な＜スコータイの町でのロイクラトン祭り＞を見学できました。

スコータイはバンコクから北へ長距離バスで7、８時間の距離。
スコータイ王朝の遺跡が数多く残る、遺跡／古物好きにはたまらない所です




写真が暗くてわかりにくいですが。

お祭りのクライマックス、遺跡を舞台にした、大集団による歴史劇！！
遺跡に直接くくり付けるライトアップにはじまり、ろうそく、松明、打ち上げ花火、と遺跡保存の立場では、卒倒ものの遺跡荒らしです....。

でも豪華で素敵楽しめました。

もう一つのイベント。
バナナの茎や葉で作った船に、花々やろうそくを飾り、水に流します。（日本の精霊流しを思い出させます）


みなさん、楽しそうに製作中です。




いろいろな手作りの船を売っています。これらは一般用で、値段は安価です。








コンテスト作品／すごい！凝りに凝ってます。
タイのデザインの独創性と、繊細な作業が出来る器用な手先に脱帽！


川（池）の端に無数に流れ着いてます。



そして空にはコーム・ローイ


コーム・ローイ　＜小型熱気球＞に火を入れている所。
これが、数百！？数千？？も夜空に舞います。
これも、忘れられないくらいキレイ！！


＜出番を待つコーム・ローイ＞


しかしタイ人からの情報では、この晩、主婦は＜寝ずの番＞らしい。
なにせ、火のついた大型紙風船のようなものが、風に乗り、自分の家の屋根や庭に落ちてくるのだから、たまらない、危険だな〜。
でも「まっ、いいか」と受け流すタイ人気質がおもしろいです。

いっぱい撮ったロイクラトンの写真を載せたくなったので、私にしては珍しく、長い記事になった〜

コメント 2

今日のblog、タイの文化、気質がよく判ります。
このお祭り、魂の洗濯とでもいうものでしょうか。

「まっ、いいか」と受け流すタイ人気質がおもしろい……
素敵な世界ですね。
by ふくまる (2013-11-05 17:51) 

ふくまる様

いろいろ面白いんです。＞タイ国とタイ人（笑）
by ノイナー (2013-11-05 18:32)